こんにちは♪北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』の講師・藤田貴光です♪
9月になりましたね、いかがお過ごしでしょうか♪釧路市内は9月に入っても昼間は暑くなり、まだまだ秋の気配は感じませんが、着実に夜風は冷たくなってきております。
さて、今回もオルガンばなしでございます♪
過去に書いたオルガン関連のお話しはこちら↓↓↓
https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/09/233420
https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/12/180910
https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/19/235353
https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/21/235829
今回紹介したいのは、電子オルガンのルーツ、ハモンドオルガンの現行モデル『HAMMOND SUZUKI』のモデルです。
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JAZZやR&B/GOSPEL等のオルガン・プレイヤーにとってヴィンテージ・モデルのHAMMOND ORGAN『B-3』は最も重要な名機ですが、ハモンド・スズキ・ブランドになってからも『B-3』の名は健在です。
『B-3 mk2』↑↑↑
『porta B-3 mk2』↑↑↑
現在のB-3は機械式ではなくデジタル音源です。僕もレスリースピーカー『2101』との組み合わせで数回プレイする機会がありましたが、ヴィンテージモデルと遜色ない素晴らしいトーンホイール・サウンドです。
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B-3に迫るサウンドと演奏感を持つ『XK-5』も注目のモデルです。
『XK-5』↑↑↑
XK-5はシングルマニュアル(一段鍵盤)モデルですが、オプションキットでフルマニュアル・モデルにする事が可能です。このXK-5専用の『MTW I音源』(モデルド・トーンホイール音源)と仮想マルチコンタクト鍵盤というB-3のような多列接点鍵盤と同様のプレイが可能という、現行コンボ(持ち運び可能型)最高峰モデルです。僕は残念ながら未経験機種です。
※2020.8上旬、アトリエ・ミュージック・レッスンルームに『HAMMOND SUZUKI XK-EVOLUTION』(XK-5)新規導入し、オルガン科『ジャズオルガンコース』リニューアルスタート♪
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ライトウェイトなデュアルマニュアル・モデルに『SKX』というステージ・キーボードがあります。
『SKX』↑↑↑
こちらはSKシリーズのニューモデルで『SK2』の後継モデル的存在です。トーンホイール音源の他にもピアノやシンセ・サウンドも搭載されたステージ・キーボード・モデルですが、当然オルガン専用機同様のサウンドと演奏感です。
僕はSK1とSK2を数回プレイする機会がありましたが、オルガン音源は僕の所有している『XK-1』と同じ『VASE III音源』(デジタル・トーンホイール音源)で、とても耳馴染みの良いハモンドサウンドでした。ただ、やっぱりVASE III音源は、内蔵のデジタル・レスリーより、リアル・レスリースピーカーとの組み合わせが必須ですね。内蔵デジタル・レスリーはちょっとサウンドが薄くなっちゃう印象です。
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僕は『XK-1』を2台所有しておりますが、このXK-1の後継モデルが『XK-1c』です。
ライトウェイトなオルガン専用機としてバンド・キーボードプレイヤーに人気のモデルです。音源はXK-1同様のVASE III音源なので、多分僕のXK-1同様の耳馴染みの良いトーンホイール・サウンドが響くはずです…このXK-1cはまだ未経験です。ハモンドオルガン音源としてVASE IIIはXK-3時代からの息の長い音源。素晴らしい音色です。もちろん新音源のXK-5搭載MTW I音源が気になるところですが、鈴木楽器製作所のハモンドオルガンへの強い愛情を感じる息の長いモデルを、これからもたくさん出して欲しいと思います。
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ハモンドオルガンをはじめとする電子オルガンの魅力を、微力ながらひとりでも多くの方に感じていただけるように、一生懸命レッスン致します♪
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北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』
開講日…毎週火曜日・水曜日・木曜日・日曜日
開講時間…11:00〜20:00