こんにちは♪北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』の講師・藤田貴光です♪
『オルガン』という楽器の名前を聞いて、どんな楽器を想像しますか?
例えば足踏み式の『リードオルガン』…
この写真は北見市のピアソン記念館内にあるリードオルガンで2016年10月に僕がこのオルガンでジャズを弾くコンサートを行った時の写真です。空気を送って音を作る仕組みはパイプオルガンとよく似ております。
例えば教会の『パイプオルガン』…
写真は札幌市のコンサートホールのパイプオルガン…美しいデザインと豊穣な響き…楽器の王様!
例えば『電子オルガン』…
まず、よく耳にする名前は『ヤマハ・エレクトーン』…
電子オルガンの事を『エレクトーン』と思っている方も多いかも知れませんが『ヤマハ製の電子オルガン』の名称が『エレクトーン』です。
つまり、メーカーによって名称が違います。
ローランド製の電子オルガンは『ミュージック・アトリエ』↓↓↓
この写真はフラッグシップモデルの『AT-900』↑↑↑ですが、ライブステージ等に持ち運び可能なコンボモデルも存在します♪↓↓↓
この写真の『Roland AT-350C ATELIER Combo』は、アトリエ・ミュージック・レッスンルームでのジャズオルガン・レッスン等で大活躍しております。レッスンルームの名前もこのオルガンが由来です。ちなみに、奥に写っている『Roland VR-09 V-Combo』もライブステージ用の電子オルガンです。
かつて存在していた電子オルガンには『カワイ・ドリマトーン』『ビクター・ビクトロン』『テクニクス・テクニトーン』などなど…
そして、電子オルガンのルーツとも言えるオルガンにアメリカの時計職人ローレンス・ハモンド氏が作り上げた電気機械式の『ハモンド・オルガン』があります。
ハモンド・オルガンは『ハモンドオルガン・カンパニー』が様々なモデルを製造しておりましたが1970年代後半には電気機械式の有名モデル『B-3』の製造を終了し、電子化に向かいます。そのハモンド・オルガンの電子化に深く関わる事になったのが、ローランド創業者の梯郁太郎氏だったようです。
ハモンド・オルガンが電子化に向かっても、目指すところは『B-3』のサウンド。その後電子オルガンが多彩なサウンドを出せるようになっても、オルガン・サウンドのお手本はいつもハモンド・オルガン『B-3』に代表されるトーンホイール機械式のサウンド。
そのハモンド・オルガンは、元々はパイプオルガンを備え付ける事が出来なかった小さな教会等でも比較的安価にパイプオルガンの音色が出るオルガンを…と開発された経緯があります。
そのハモンド・オルガンは教会や劇場から家庭に普及し、ハモンド・オルガンと常にセットされていた『レスリー・スピーカー』(回転式スピーカー…ドン・レスリー氏によるパイプオルガンのあちこちから聴こえるサウンドをスピーカーで再現した面白いスピーカーシステム)と共に教会のゴスペル演奏や劇場の伴奏からジャズやブルースやロック等のステージへと活躍の場を広げ、特にファンキーでソウルフルな香りを出すためには欠かせない楽器になりました。
ハモンド・オルガンは現在、なんと日本の教育楽器メーカー『鈴木楽器製作所』がブランドを引き継ぎ、世界中に流通している現行ハモンド・オルガンは音源がデジタル化され『ハモンド・スズキ』として今でも大活躍しております。
この写真は僕のハモンド・スズキ製『XK-1』を2台重ねているセットです。
レッスンルームで使っているローランド製の『AT-350C』もオルガン・サウンドのお手本はハモンド…ポピュラー・ミュージックでオルガンと言えばやはり『ハモンド』♪
僕はオルガン…特にハモンド・オルガンが大好きです!
そんなオルガン好きが講師を務めております北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』で、電子オルガンの楽しい世界に触れてください!
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北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』