atelier music lesson roomのブログ♪

ローランド・ミュージック・スクール認定教室/北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』からのご案内と音楽と猫の日記です♪

いつでもオルガンとともに…持ち運べる軽量コンパクトなコンボオルガン♪

こんにちは♪北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』の講師・藤田貴光です♪

さて、今回もオルガン関連のお話しを♪

過去のオルガン関連文はこちら↓↓↓

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/09/233420

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/12/180910

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/19/235353

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/08/21/235829

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/09/02/204646

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/09/19/134015

https://ateliermusic.hatenablog.com/entry/2019/09/30/121703

今回は現行機種(2019.10現在)の『コンボオルガン』に焦点を当てたいと思います♪

ちなみに『コンボオルガン』はHAMMOND B-3等の重量級なコンソールモデルに対して『持ち運び可能な軽量コンパクトボディのオルガン』です。

60年代から80年代までは以前紹介した『ACE TONE X-3』や『HAMMOND X-2』等のアナログ発振式のコンボオルガンが主流でしたが、現在はデジタル音源によるリアルなHAMMOND B-3サウンドが再現出来るモデルが存在します。

ここでは主に日本国内で販売されているモデルで、以前紹介したHAMMOND SUZUKI製以外でHAMMONDサウンドを再現出来るモデルを3機種抜粋して紹介します。

まずはこちら↓↓↓

KORGよりVOXブランドのオルガン『VOX continental』です

↓↓↓

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https://youtu.be/MBzBGLuPIcY

KORGではかつて『BX-3』『CX-3』というコンボオルガンを発売しており、アナログ音源時代から『あのHAMMONDの音が出る』と人気だった当時の音源がデジタルで蘇っておりますが、そのKORGデジタルモデルの最新機種が『VOX continental』です。

またイギリスの『VOX continental』といえば、かつてビートルズ等も使用していた赤いアナログ発振式コンボオルガンのモデル名であり、現行モデルにも当然そのトランジスタタイプのコンボオルガン音源もデジタルで再現されております。

また、ライブキーボードとして使用される事も考慮されており、エレクトリックピアノ等の音色も搭載されております。

僕はアナログ音源時代とデジタル音源時代の『CX-3』をプレイした事はありますが、このVOXはまだ残念ながら未経験です。

以前紹介しましたが『Roland VR-730』です

↓↓↓

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https://youtu.be/KnCvoQ3VNBo

こちらは76鍵盤モデルで61鍵盤モデルで同スペックの『Roland VR-09B』も存在します。

僕は61鍵盤モデルの方を所有しております。

Rolandオルガンの特徴はやはりサンプリングではない『バーチャルトーンホイール』というモデリング音源です。この音源は90年代の『VK-7』というコンボオルガンから搭載され、サンプリングPCM音源と違い、よりHAMMONDサウンドを操るために必要な発音スピードや独特の揺らぎ、機械ノイズ等がリアルに再現出来、人気となった音源で、現行のRolandオルガン主要モデルにも変わらず搭載され続けております。

この音源は結果的に『HAMMOND B-3サウンドの再現』というよりも『Rolandオルガン』としてのキャラクターが強いサウンドとなり、その特徴的なオルガンサウンドが好きで僕は『VK-7』『VK-8』『VR-09』『AT-350C』と使い続けております。

さらに『ACE TONE』サウンドを彷彿させるトランジスタ系オルガンサウンドも、使える良いサウンドで搭載されております。

また、このモデルもライブパフォーマンス仕様となっており、エレクトリックピアノ等の音色も高品質なRolandらしい抜けの良いサウンドでプレイ出来ます。

僕の知っているツアーキーボーディスト/オルガンプレイヤーは、よくこのモデルを使っているようです。

『NORD C2D

↓↓↓

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https://youtu.be/XJt55ir7rjE

僕は少ししかこのモデルをプレイした事はありませんが、オルガン専用機として操作性は抜群だった記憶があります。フルセットのドローバーやコンパクトなボディにも関わらずよく配置を考えられたボタン類は、迷わずオルガンプレイに集中出来ます。

HAMMONDサウンドは基本的にレスリースピーカーとの組み合わせで最高のサウンドが出るようにセッティングされているような印象でした。内蔵レスリーシミュレーターとキーボードアンプでの組み合わせだと、ちょっと線が細いかな?とも思いましたが、レスリースピーカーと組み合わせた時のサウンドは最高に気持ち良いですね。

他にも、超コンパクトでミニ鍵盤搭載の赤いオルガン『YAMAHA Reface YC』

↓↓↓

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イタリアより『Studio Logic Numa organ2』

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などありますが、残念ながらRefaceもNumaもまだプレイした事がありません…

HAMMOND B-3サウンドを忠実に再現する事を目指すならHAMMOND SUZUKIの現行機種、ちょっと癖の強いキャラクターのオルガンサウンドが好きな方はRolandオルガン、思わずハートに火がつくトランジスタ系のオルガンサウンドもよく使う方はVOXオルガン、オルガンプレイに必要な操作性を重視する方はNORDオルガン…あくまでも僕の個人的な感想ではありますが、どの現行コンボオルガンも、ライブパフォーマンスやレコーディング等で活躍する素晴らしいモデルです。

もし機会がありました際には、実際に楽器店等でぜひオルガンの気持ち良いサウンドを体験してみてください!!

北海道釧路市の小さな音楽教室『アトリエ・ミュージック・レッスンルーム』

開講日…毎週火曜日・水曜日・木曜日・日曜日

開講時間…11:00〜20:00

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